2学期末授業参観

12月4日（木）に2学期末の授業参観を行いました。

今回は12月4日～10日までが「人権週間」ということもあり、すべてのクラスで子ども・保護者とともに「自分らしく生きる権利」である人権について考えていく授業を行いました。

1年生は「男だから、女だからってあるのかな」という題材で、性よりも「一人の人」として大事にされることが必要だという学習をしていました。3年生は「クレヨンはぬすんだのじゃねえ」（『おおいたの部落問題学習』大分県教育庁・人権・同和教育課　※現人権教育・部落差別解消推進課　作成）という題材で、思い込みや偏見が人を傷つけているということを学んでいました。そして6年生は「人間！同じ血なのに」（『おおいたの部落問題学習』同）という題材で、部落差別解消に向けた学習を行っていました。

どの学年でも、発達段階に応じた学習内容となっており「かわにし合い言葉」の「『に』じいろにかがやく」（自分らしさ、その人らしさを大切に）にもつながるものとなっていました。

ただ、人権・部落差別解消教育は、1時間授業したからOKというものではありません。学校教育のあらゆる場面で年間を通じて、「人権に関する知的理解」「人権感覚」「人権問題の解決に向かう実践力」を子どもに育んでいきたいと思います。

たくさんのご参観、ありがとうございました。授業終了後には、保護者への全体説明を、いつものように車座になっておこないました。

2学期の学校行事や、これからの取り組みについてのご意見をいただきました。また来年度の学校運営への参考とさせてただきます。ありがとうございました。