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校内研修の様子②

11月17日(月)に、由布市教育委員会の福田指導主事を招いての校内研修を行いました。

川西小学校では「ぽかぽかタイム」や「全校会議」「かわにし会議」など、子どもが話し合う場をたくさん設定していますが、今回は各学級で行った取り組みの実践交流を行い、それに対する指導・講評をいただきました。

まず1・3年生は「図形伝達ゲーム」の様子を報告しました。丸や三角、四角などの図形を組み合わせたものを、友だちに伝えていくという活動でしたが、「観察者」を一人つくって、伝え方の良かった点や改善点を後で言ってもらうという取り組みを行っていました。伝える側の説明力だけでなく、回答する側の質問力も回数を重ねるうちに上達していったとのことでした。

5・6年生は、ピラミッドチャートを使っての「無人島SOS」の報告でした。以前「ぽかぽかタイム」で行った活動を、高学年だけで、さらにロイロノートを活用して行えば内容が深まるのでは?と期待して行った実践でしたが、授業者の期待通り、低学年の意見に気を使いすぎることなく、またタブレットを操作することで対話が活性化したとのことでした。

福田指導主事からは、川西小学校の取り組みが、現在議論されている次期学習指導要領の「論点整理」の内容と重なるところが多いと評価いただきました。一方で、「どんな活動を」「なぜ」「いつ」するのか、理論的・計画的な実施が求められるとのご指摘もいただきました。

今回いただいたご指摘をもとに、研修をさらにブラッシュアップし、子どもたちの「伝え合う力」を育成していきたいと思います。