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ごみ拾い

ある雨の朝のこと。

いつものように登校指導に立っていると、ある6年生が校門付近の道路に落ちていた濡れたチラシを、何も言わずに拾い持って行ってくれました。その姿が嬉しくって嬉しくって・・・。その6年生が朝、放送委員会の仕事で職員室に来た時に、その場にいる職員にそのことを紹介し、みんなで「すご~い!」と声をかけました。

その6年生は、きょとんとした顔で「そうかな?」と答えました。

ゴミを拾うのが当たり前だと思っている、そのことがすごい!と思います。

その子は他の日にも、通学路に落ちていた、ぺしゃんこにつぶれたペットボトルのゴミを持って登校してきました。自分が通う学校を、自分が毎日通る通学路を、当たり前のようにきれいにする。そんなきれいな心を私も持ちたいなと思います。