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2025(令和7)年度学校経営方針

2025(令和7)年度学校経営方針

【学校経営の重点】
○ 児童が「明日も通いたくなる笑顔いっぱいの学校」であると思うように,互いの違いや成長に目を向けさせ「活動の達成感がある」「自分の居場所がある」と思える学校を児童とともに構築する。
○ 小規模校の特性を生かし、一人ひとりの個性の伸長を目指して,複式学級・学年をこえた合同学習・学力向上のための国社算理の単式化・縦割り班活動を充実する。

学校教育目標 「学びあい つながりを大切にする 川西っ子の育成 ~みんなが明日も通いたくなる笑顔いっぱいの学校~」

重点Ⅰ「聴く力」、「伝える力」を活かし、学びあい高めあうこどもの育成
(1) 基礎学力の定着
 ①  学習規律の確立・徹底
  ア 話を最後まで聞けるように指導を行う。
  イ 基本的学習習慣(用具の準備片付け・チャイム着席・姿勢等)の徹底
  ウ 学習用具・宿題等の忘れは保護者と連携して解消
 ②  学力向上プランに則った基礎・基本の定着
  ア 「わかる楽しさ・できる喜びを味わえる授業」の推進
    ・つけたい力を意識した「めあて」と「振り返り」が明確化された授業実践
    ・「振り返り」を次時につなげる問題解決的な「課題」の設定
  イ 個に応じた指導の充実
    ・少人数指導の工夫とユニバーサルデザインの視点に立った授業
    ・授業開始後・終了前5分でAIドリル等を活用した個に応じた補充学習とみとり
  ウ 各種「学力調査」の活用
  エ 学習習慣の確立
    ・調べ学習等「学び方」の指導の充実や予習・復習の定着
  オ 組織的な授業改善の取組
    ・授業改善に向けた校内研究の構築(授業観察・板書の持ち寄りによる協議)
  カ 地域人材の活用
 ③  GIGAスクール構想に基づいた情報教育の推進
  ア 情報社会に適切に対応していくことのできる情報活用能力の育成
  イ 一人一台端末を活用した、更なる授業力向上

(2) 言語活動を通した聴く力、伝える力の育成
 ① 「思考力」「表現力」の向上
   ・根拠を明らかにしながら説明する(話形・用語を用いて)
   ・思考ツールやホワイトボードを活用し、自分の考えを持たせ、表現させる授業。
   ・各教科における言語活動の共通理解と取り組みの充実
 ② 「由布学」での問題解決型学習の推進
   ・問題解決型学習【課題設定-情報収集・整理分析-まとめ・表現-振り返り】
   ・「由布学」の学習において、児童が根拠を持って自分の考えを伝えることができているか検証を行う。
 ③ 道徳教育の充実と体験活動を推進
   ・教材開発 人材活用 心の教育の基盤となる道徳教育の充実
   ・地域の中にある社会奉仕体験活動や自然体験活動等、発達段階に応じた体験活動
 ④  コミュニケーション能力の育成
   ・特に国語や外国語活動の英語の授業を通した「話すカ」「聞くカ」の養成
 ⑤  平和教育・環境教育の充実

(3) 豊かな心を育て、感性を磨かせるための読書活動の推進
 ①  図書館利用の推進  (数値目標:低学年は年間130冊、中高学年は100冊)
 ② 国語科等における並行読書の推進

重点Ⅱ 互いに認め合い、つながりを大切にする集団づくり
(1) お互いを認め合う場の充実
 ① 自他を認め合い、目標に向け努力している姿を認め合う集団の育成
  ア 月の生活目標と連動させて、あいさつ・言葉づかいに関する取組を行う。
  イ 児童の自己肯定感を高めるよう、帰りの会で「がんばり見つけ」などの互いを認め合う場の設定
  ウ 児童が学習や行事等において目標に向け努力できるよう、目標の設定・具体的方法・振り返り等において支援を行う。
(2) 安心して過ごせる場の保証
  ア 学期2回以上の個人面談や年2回のQ-U調査を活用し、全校の課題解決を図るとともに、学級の  居場所・学級集団づくりを推進する。
  イ インクルーシブ教育の観点に基づく、どの子にとっても安心して学べる場と合理的配慮の提供を行う。
(3) 自己有用感・自己肯定感の育成
  ア 自己肯定感・自己有用感の育成を目指し、「スマイル君」の取組において特に自己有用感が高まるように具体的な視点提示をする
  イ 毎週全学年が参加する「ぽかぽかタイム」(人間関係づくりプログラム)を実施する。
  ウ 生徒指導の3機能を意識した授業づくりや学級経営をすすめる。

重点Ⅲ 学校・家庭・地域による教育の協働の推進
(1) 年間を通しての定期的な登下校指導をはじ、児童の安全確保及び安全管理体制を充実する。
(2)家庭、地域による、児童の自己有用感を高める取組の推進。
(3)「早寝・早起き・朝ごはん」を徹底し、年度初めに「家庭学習のてびき」(児童・保護者用)を配布して、家庭での学習や生活リズムの指導の充実を図る。
(4)保護者だけでなく、地域の方にも教育活動を公開し、学校を身近なものとする。
    ・授業参観  ・音楽発表会  ・校区ふれあい活動  ・その他
(5)積極的にゲストティーチャーを招き、個人や団体施設を訪問して、学習を充実させる。
    ・体験活動の充実(川西の自慢・旧日野医院等・竹炭・菊作り、棒踊りなど)
(6)育成会や地域の公民館活動等の行事に積極的に参加する。
    ・球技大会・駅伝大会・各種子ども教室・川西収穫文化祭・その他

重点Ⅳ 学びを支える教職員
(1)研鑽を積み、実践力のある教職員 ・ 児童の可能性や良さを引出し伸ばす教職員
 ① 教職員評価システムを有効に活用する。
    ア 学級経営や授業の評価項目や視点の提示
    イ 具体的な取組や方策の確認(目標管理シートを面談に活用)
    ウ 管理職の定期的な授業観察にもとづく学習指導と生活指導のあり方についての日常的な指導
 ②年間を通し、全員提案・互見授業(1回以上)を実施する。
 ③児童が目標に向け努力している姿に共感的態度で接する。
 ④定期的な服務規律研修と、タイムリーな話題や資料の共通理解を進め、児童・保護者・地域から信頼される教職員集団をつくる。
(2)自分らしさを大切にし生き生きと働く教職員
 ①心理的安定性が担保された職場づくりとお互いの個性や特長を尊重した教職員集団づくりをすすめる。
 ②校務効率化を図るとともに、校務の偏りによる業務量の見直しを常に行う。
 ③家庭、地域による学校支援活動の充実をすすめる。