
校長室より

12月8日
今日は児童に知らせず<突然の放送>による避難訓練を行いました。
何も知らない児童たちは今日も元気にグラウンドで遊んでいます。
「訓練、訓練。ただいま震度6の地震が発生しました…」
放送を聞いてグラウンドにいる児童はすぐにグラウンド中央に集まってきました。
教室や廊下に入る児童はその場で頭を守るダンゴ虫のポーズ(シェイクアウト)をとります。
高学年が自分もシェイクアウトしながら1年生に教えてあげる姿がありました。
職員室に来ていたある児童は校長先生の机の下に隠れるなど、それぞれが訓練ながらきちんと判断していました。
一次避難場所の学校グラウンドで点呼確認をした後、二次避難場所の臼杵公園に移動を開始します。
前回の訓練にもまして私語なく、道路に広がることなく整然と移動できました。
(後で地域の方からもおほめの言葉をいただきました。)
臼杵公園グラウンドで再集合。早く来た学年が静かに待機していたので後の学年もきちんと整列できています。
今回は避難後の保護者への引き渡しを想定して引き渡しカードを使ってのチェックも丁寧に行いました。
集会では
「パニックにならないように、きちんと正しい情報を手に入れよう。そのためには私語をせず先生の話をよく聞くようにしよ
う。」「君たちの行動が自分の命を守るだけでなく、ほかの人の命も守ることになる。君たちが真剣に逃げることで地域の方も
『大丈夫だろう』という気持ちを捨てて真剣に避難するようになる。」と話がありました。
避難訓練も回を追うごとに真剣さがまし、命を守る意識の高まりを感じます。