スクールロイヤー活用事業(5・6年生)
10月11日(火)スクールロイヤー活用事業によるネットモラルといじめについての5・6年生に向けて講話会が行われました。
講師は、佐藤弁護士です。
まず、自己紹介もかねて「弁護士とは」について説明がなされました。
弁護士になるには、司法試験合格後、1年間研修が必要であることを教えてもらいました。
子どもたちは、初めて聞く弁護士バッチの話を真剣に聞いていました。
続いて、子どもたちの実態調査です。ユーチューブを視聴している子どもたちは5・6年生の9割ほどでした。
インターネットで課金をしている子は約2割ほどでした。
〇課金について「20万の請求は、払わなければいけないのか?」
・法律では18歳未満は契約できない
・今は、親の了解がないと契約できない
・課金は家庭の問題であり、課金は親の同意を得るようにすること
〇インスタ、ラインの個人情報については、写真をネットに載せるとき個人情報を載せない
・友達や他人が写真に映っていたとき、肖像権の侵害、プライバシー権の侵害になる
・自分の写真の掲載は、個人の自由だけれども、悪用される場合がある。
・ネット上で知り合った人と会うことは、危険である。
・絶対に会わないこと。事件を、巻き込まれるのは中学生が一番多い。
〇いじめとは、人の嫌がることである。いじめ防止対策推進法で決められている。
・苦痛を感じることは全ていじめである。人が嫌だと思うことは全てダメ。
〇いじめをした人の責任は?
・12歳以上が責任能力あり。
・いじめは、傷害罪、強盗罪などもある。
・14歳以上は刑罰も課せられる。
以上のような内容について、詳しく説明していただきました。