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全校でがんばりました~公開研究発表会~

全校でがんばりました~公開研究発表会~

 川登小学校は、令和6年度と7年度に臼杵市教育研究協議会から助成を受けて、「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」というテーマで研究を進めていっています。その中で、令和6年度は異学年で総合的な学習の時間を行い、地域資源を体験、学習する中でいかに豊かな表現力を付けていくのか、令和7年度は学校会(全校児童が参加して校内での課題や困りを解決するための会)の取り組みを通して、豊かな表現力を探求してきました。
 令和7年10月29日に、その研究の中間的な成果を発表するための公開授業発表会を開催しました。議題は「川登地区の方に和紙作りの良さを伝えるための和紙の活用法を考える」です。授業では、これまで総合的な学習の時間の中で川登和紙について学習してきた4年生が和紙の良さを伝えるための2案を提案し、それについて全校で話し合うという形を取りました。
 児童は、自分たちの倍ほどの数の教員集団に囲まれ、多少緊張気味でしたが、企画委員の進行に沿って、自分の考えを話し、友人の意見をくみ取ろうと努力しているように見えました。授業後の振り返りでは、「しっかりと話し合えた」「相手の目を見て、その人の言うことをできるだけ理解しようとした」などの言葉を聞くことができました。
 授業後の協議会では、本校の授業について、良かった点、課題となる点など、様々な観点からご意見を頂戴することができました。また、指導助言者の大分大学後藤竜太准教授からは学校の研究の価値なども併せて授業の良かった点、今後に臨む点などを教えていただきました