【授業】川登和紙作り 和紙作り名人に学ぶ
今年度は、学校研究のテーマを「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」として、付けるべき資質・能力を「豊かな表現力」に据え、その手立てのひとつとして、地域素材を教材とする取組を行い、4年生の総合的な学習の時間では、川登和紙作りを教材として、地域について探求する活動を行っています。
9月18日に、川登和紙保存会の吉岡修治さんを招き、川登和紙作りの工程やコツ、和紙作りに対する思いなどを質問に答えていただく形でお話をうかがいました。吉岡さんは、幼少期に実際に川登和紙を作っていたご家庭で過ごしており、家内制手工業の形で和紙作りをおばあさんが行っていたことがあるということです。そのため、和紙作りも見よう見まねでできるようになったということです。
吉岡さんにとって川登和紙は「宝」ということです。その「宝」をこれからも続けていきたいと思うが、そのためには、学校統合後の方針をしっかりと話し合って決めていくことが大切だと考えているとのことでした。地域だけでなく、臼杵市全体の宝として、良い形で次の世代に引き継いていくことが、川登の子どもたちの使命かもしれません。





