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【授業】川登和紙作り 歴史家に学ぶ

【授業】川登和紙作り 歴史家に学ぶ

 今年度は、学校研究のテーマを「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」として、付けるべき資質・能力を「豊かな表現力」に据え、その手立てのひとつとして、地域素材を教材とする取組を行い、4年生の総合的な学習の時間では、川登和紙作りを教材として、地域について探求する活動を行っています。
 8月29日に、木本邦治 元校長先生(現在、臼杵市歴史資料館に学術専門員として勤務されています)を招き、野津地域の歴史的な背景から川登和紙作りがどのように始まったのか、当時と現在の和紙作りの比較してわかること、などについて、お話を伺いました。
 子どもたちはこれまでの3年間で、和紙作りを体験しています。また、7月に臼杵中央公民館の長田さんのお話から紙づくりの文化が非常に貴重ですばらしいことであることを感じるようになっています。今回のお話で、紙づくりがどのような歴史的背景があり、だから残しておく文化であるのだということを少しだけ掘り下げて考えられるようになったようです。
 今回、学んだことを10月に全校の前で発表することになっています。自分たちが納得するだけでなく、全校が「なるほど」と感じられるような発表になることが、ゲストティーチャーに来ていただいた方への恩返しになるのではないでしょうか。