【授業】市教委指導主事要請訪問(1・2年生 生活科)
今年度は、学校研究のテーマを「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」として、付けるべき資質・能力を「豊かな表現力」に据え研修を進めているところです。川登小学校が昨年から取り組んでいる「聴き方名人」「話し方名人」を意識させる授業をベースに、表現力とは何か、それを育成するためにはどのような学びの手立てが必要であるのか、などについて研究を進めているところです。
6月25日(水)に、臼杵市教育委員会から渡辺指導主事をお呼びして、授業研究を行いました。
研究の対象となった授業は、1・2年生の生活科です。「やさい名人になろう大さくせん」という単元で、植物を持続的に栽培する活動を通して、植物の成長に関心を持ちながら植物に働きかけ、植物が生命を持っていることに気づき、大切にしようとすることができるようにねらった単元です。25日の授業では成長した植物に「手紙」を書く活動を通して、これまでの活動を振り返り、植物やそれに携わってくれた人に思いをはせ、自分の思いを表出する授業を実施しました。
1年生は、「がんばって実をつけてくれてありがとう」
2年生は、「(これから大きくなることが)楽しみだよ、がんばって」「いっぱい作ってくれてありがとう」
という手紙が書けました。
授業の後、渡辺指導主事から以下のような指導助言をいただきました。
・教員からたくさんの「ど」(どうしたい、どのように、どれ など)が聞けた。これが子どもたちの主体的な学びにつながる
・作っていた植物の観察表はこの授業で使ってほしかった。
・子どもと子どもの共働的な学び(話し合い)がこれからもっと、子どもたち自身から引き出してほしい。











