【授業】空気の力を考える(4年生 理科):市教委指導主事要請訪問
今年度は、学校研究のテーマを「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」として、表現力とは何か、それを育成するためにはどのような学びの手立てが必要であるのか、などについて研究を進めているところです。
6月12日(水)に、臼杵市教育委員会から渡辺指導主事をお呼びして、授業研究を行いました。研究の対象となった授業は、4年生の理科です。容器などに閉じ込められた空気を外から押すとどうなるのか、ということについて、根拠のある予想をし、それを表現するという授業を行いました。
4年生は、課題について、自分の生活経験などをもとに予想したものを、実験を通し検証していく過程の中で、自分なりに友人の発言を引き受けて自分の考えたことを分かりやすく表現しようと試みていました。
授業の後、渡辺指導主事から以下のような指導助言をいただきました。
・「豊かに表現する」ということは「主体的に学ぶこと」そのものである。
・教員には、楽しみながら実践を重ねてほしい。地域素材を学習材とするのであれば、それに惚れ込んで自分で体験をしてほしい。
・生活科・総合的な学習の時間でたくさんの地域素材を扱うようになると思うが、年間でテーマをひとつにするような大きな流れの中でスパイラル的に探究するようなカリキュラムにしてほしい。