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【校内研修】令和6年度校内研修(第1~3回 4月実施分)

【校内研修】令和6年度校内研修(第1~3回 4月実施分)

 川登小学校は、臼杵市教育研究会の指定(令和6・7年度)を受け、校内で研究を行っているところです。4月は、今年度の研究のテーマ、計画、実施の方法等の方向性を決めるため、研究主任の提案をもとに全員で意見交流を実施しました。
 昨年度は、研究テーマ「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」のもと、教科等の学習において単元構想に基づき、話し合いの目的を明確にし、必然性のある場面の設定をすれば、豊かな表現力が育つという仮説を設定し、研究を推進しました。この研究は一定の成果があったと言えます。
 しかし、学校生活の中での本校児童の様子を観察すると以下のような実態が浮かび上がります。
 〇低学年:自分のことを話すのは好きである。しかし、思いはあるが、様々な語句を活用して話す力が発展途上
 〇中学年:状況を考えて自分の言葉で反すことが出来る。また、いろいろなアイディアを使って話すこともできる。「協働」して何かを生み出す力を伸ばす必要がある。
 〇高学年:与えられた課題について、真摯に取り組む姿勢がみられる。学校内だけでなく、社会的な「実の場」で課題解決をする力を伸ばしたい。
以上のような学年の実態から、社会で求められていくべきコミュニケーション能力をさらに伸ばしていくことの方策等を研究しなければならないという課題意識が本校教員の中にはあります。
 そこで、今年度も、児童の表現力に焦点をあてた研究を進めていくべきであろうという結論に達し、今年1年をかけて、学年ごとの到達目標や付けたい力の具体を明確にするための研究をするという方向に至りました。