【令和7年度川登和紙作り】その① 楮(こうぞ)切り
川登小学校では、地域素材を生かした学習を総合的な学習の時間の中心に据え、取り組んでいます。川登和紙作りもその一つです。
令和7年10月21日に、今年度の和紙作りのスタートにあたる楮切りを行いました。和紙作り講師の吉岡さん、長田さん、河村さんの3名をはじめ、川登地区の神野さん、大嶋さん、川野さん、保護者会の高次さん、曲さん、野津中央公民館の中谷さんに協力をいただきました。
昨年度は、雨のため、現場での作業ができずに、大人が泊地区で楮を伐採し、それを子どもたちが学校で長さを揃えるために切るという工程となりましたが、今年は泊地区の最終現場で作業をすることができ、大人も子どももいっしょに原料集めをすることができました。
このような活動をするにつけて、講師でいらっしゃる方と子どもたちの関係が非常に近いという感想を持ちます。大きな刃物をもち、川べりでのケガのリスクもある作業ですが、安心して実施できるのも、互いの信頼関係ができているためと考えます。
作業中、今年の楮は昨年にくらべてよいものが少ないのかもしれないと感じましたが、終わってみれば、例年並みのよい太さの楮が伐採できました。約2週間にわたる和紙作りの開始です。6年生の卒業証書、よいものを作り上げたいと思います。
今回の各学年児童の感想は以下のとおりです
4年生:初めての楮切りだったが、楮がきちんととれてよかった
5年生:太い楮も切れてよかったし、みんなが手伝ってくれたからたくさん材料が取れた。
6年生:みんなと協力してたくさんの楮をとれてよかった。











