【川登和紙作り】その① 楮(こうぞ)切り
川登小学校では、地域素材を生かした学習を総合的な学習の時間の中心に据え、取り組んでいます。川登和紙作りもその一つです。今年は川登小学校が和紙作りを始めて20年目の記念に当たる年です。また、来年は、卒業証書に校章の透かしを入れて紙漉きを始めて20年目にあたります。
10月22日は、今年の和紙作りのスタートにあたる楮切りを行いました。和紙作り講師の吉岡さん、神野さん、長田さんの3名をはじめ、地域の方、保護者の方に来ていただき、作業をしました。4~6年生が泊地区に行って原料の楮を伐採し、枝を切ることを予定していました。しかし、あいにくの雨模様のため、大人が泊地区で楮を伐採し、それを子どもたちが学校で長さを揃えるために切るという工程となりました。
このような活動をするにつけて、講師でいらっしゃる方と子どもたちの関係が非常に近いという感想を持ちます。何年間も継続的に川登小学校に携わってくださっていることの証なのではないかと思います。本当に感謝いたします。
今年はよい太さの楮が伐採できました。約2週間にわたる和紙作りの開始です。
今回の各学年児童の感想は以下のとおりです
4年生:初めての楮切りでうまくできてよかったし、ケガ無くできて良かった
5年生:伐採はできなかったが、長さを統一するために切る活動ができてよかった。
6年生:久しぶりの作業で、うまくできてよかった。ほかの学年もうまく切れていてよかった。