栄養教諭による食育授業(生活習慣病 食事のマナー)
近年、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化していると言われています。そのため、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校において食育に取り組んでいくことが求められています。そこで、川登小学校では栄養教諭による授業を実施しています。
今年度は、昨年度に続き、野津小学校の山部栄養教諭による食育の授業を行いました。
まず、5月29日(水)に、6年生を対象として、生活習慣病に関する授業を行いました。ある架空の児童の生活習慣(何を食べたり、どのような行動をとっているのかなど)を振り返り、どこを改善すればいいのか考える中で、望ましい食生活とは、どのようなものなのかを考えました。食品の中に含まれる栄養素や、それを摂ることで血液や血管がどのようになるのか、引き起こされると予想される病気は何かなどを踏まえ、どのような野菜をどれくらいとればいいのか、などを基礎的な知識として、どのような生活を送ればいいのかを具体的に考えました。
また、5月30日(木)には、1~3年生を対象として、野菜の特長を知り、食事のマナーに関する授業を行いました。まずブラインドボックスの中にある野菜を手触りだけであてるクイズを行い、その野菜の働きをひとつ一つ確認しました。そして、そのあとで、箸の使い方を学び、大豆を別の皿に移すアクティビティを行いました。参加した児童からは「野菜は体にいいものだということが改めて分かった」「いっぱい豆がとれてうれしかった」などの感想が聞けました。