【人権学習】小中一体教育野津ブロック実践交流会
12月17日(水)、臼杵市小中一体教育野津ブロック(野津小・南野津小・野津中学校)による人権学習の研究授業を、3年生担当で、本校の部落解放推進・人権教育主任の山﨑教諭が行いました。今回の教材文は「ドッジボール」です。同じチームの「よしお」にボールが当たったのに、それを言い出せない「じろう」の心の葛藤を描いた文章です。
授業では、「友達と協力して、不正を許さず問題解決をめざす態度を育てる」ことをねらいとしました。3年生の児童は、登場人物の人間関係から生まれてくる心情を丁寧に洗い出しながら、「自分だったらどう考えるのだろう」と想像しながら、自分や友人の考えを深める姿が見られる授業となりました。









授業の後には、事後研究会を行いました。「本時のねらいを達成するために授業展開は適切であったか」「教材文を活用し、児童に『自分ごと』として考えさせるにはどのような手立てが考えられるか」という二つの柱で、グループ交流、全体での報告という流れで授業研究を行いました。「この手法は有効であった」「先生の問いの仕方がよかった」「もっと子どもたちどうしで話合わせたらよかったのではないか」など、意見が交流され、授業研究は有意義なものとなりました。
野津ブロックは各学校での実践と合わせて、年間2回のブロックの研究会を行っています。その中で培っていったものを小中で一体となって人権教育の歩みを積み上げていけているのではないかと思います。







