【平和学習】保戸島空襲を知っていますか?
川登小学校では、年間に数度平和に関する学習を行うことにしています。我が国の憲法では、第二次世界大戦での悲惨な戦争体験を踏まえ、前文1項において、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、……この憲法を確定する」として、平和への決意が宣言されています。また、日本だけでなく、国際社会においても、戦争の廃絶と平和への努力が積み重ねられてきた一方で、いつの時代にも戦争や武力紛争が存在しているという現実から考えても、私たちは常に平和を求めなければなりません。
7月17日(水)に、保戸島空襲に関する学習を「平和集会」という形で行いました。保戸島空襲は、1945年7月25日朝、米軍の空母艦載機が爆弾を投下し、機銃掃射を加えたものです。校舎の下敷きになったり、機銃で撃たれたりして、児童124人と教員2人、教員の子1人の127人の命が奪われました。
集会では、まず、教員から今から何年前のことか、日本には、合計何回空襲があったのかなど、基礎的な説明をしました。その後、4・5年生が保戸島空襲について、自分たちで調べたことを保戸島の写真や漫画を見せながら発表しました。その発表をうけて、他学年の児童からは、「こんなことがあったとしって、かわいそうだと思った」、「発表がわかりやすく、空襲のことが知れて良かった」などの感想発表がありました。