【授業】ひまわりフェスタプレゼンテーション大会 生活科発表会
今年度は、学校研究のテーマを「生き生きと学び合い、豊かに表現する子どもの育成」として、表現力とは何か、それを育成するためにはどのような学びの手立てが必要であるのか、などについて研究を進めているところです。その手立てとして、地域素材を教材とする取組を行っています。
7月2日(火)に、川登地区振興協議会の代表5名の方に学校に来ていただき、「ひまわりフェスタプレゼン大会 なかよくたのしくたんけんたい」と題し、ひまわりフェスタの企画に係るプレゼンテーション大会と生活科発表会を行いました。
前半は、1・2年生が1学期の生活科で川登地区で見つけ、自分たちで取材をしていったものについて、発表をしました。3回、地域に出かけて取材したことを「街探検」「川探検」「蜂の巣探検」に分けて発表しました。発表方法もユニークで、例えば「蜂の巣探検」で新しく知ったことや調べたことをについては、クイズ形式で発表しました。「ミツバチはなんの花が好き」「一匹でどれくらい蜜を取るか」「ミツバチには掃除係がいるかどうか」「ハチは暑い時どのように涼しくするか」「女王バチは1日にいくつ卵を産むか」など、なかなかきちんと調べないと出てこない話題でした。
「虫は嫌いだけど、ミツバチはちょびっと好きです。なぜなら、川野さんがかわいがっているからです」というように、自分の意見と理由をきちんと言えていました。
ひまわりフェスタの企画のプレゼン大会では「せんでんプロジェクト」「ひまわりプロジェクト」「イベントプロジェクト」「おもてなしプロジェクト」の4つのプロジェクトグループから、それぞれの行いたい企画について発表されました。昨年の来訪者の感想や、行った反省、一般的な意見等を根拠に、このようなことを行えば、来訪者の数も多くなり、そして楽しい気持ちで帰ってもらえるという企画を準備しました。
例えば、メディアの取材、写真スポットを作る、スタンプラリーを行う、お土産として団扇を配るなど、効果的な取組が発表されました。協議の結果、基本的にはすべて採用ということになりました。