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【授業】たんぽぽのちえ(国語)

【授業】たんぽぽのちえ(国語)

 川登小学校の2年生は各教科の授業の中で、教員の問いに対し自分なりに考えて発言しようとする姿勢が見られます。もちろん、低学年ですので発言の内容としては十分に練られないままののものもあり、そのことが今後の課題とも言えます。
 今年度の学校研究の中で、人に伝える際の留意事項として「相手に聞こえる声で」「前の人の話を少しとって」「自分の考えを話そう」という「話し方名人」になるよう、指導しています。
 2年生の国語科の授業で、「たんぽぽのちえ」という説明文教材があります。「読むこと」の単元であり、「時間的な順序を考えながら、内容の大体を捉えることができる。」ことが指導目標になります。ただ、授業中の発言の際には「話し方名人」の「前の人の話を少しとって」が意識できるよう、一人ひとりの発言を板書して「見える化」するという指導の工夫を試みました。
 ペアでの話し合いの中で、自分の意見が変容したり、深まったりすることがありますが、低学年の段階ですので、いきなりペアで意見交換をするのではなく、教員を媒介として、間接的に対話的な学習を行うという意図です。人の意見をもとに自分の意見を深めるための第一歩だと考えます。