第114回卒業証書授与式を挙行しました
3月21日(金)に第114回千怒小学校卒業証書授与式が執り行われ、31名の卒業生が慣れ親しんだ学び舎から旅立ちました。
この日は春らしい陽気となり、たくさんの保護者の皆様やご来賓としてお招きした津久見市教育委員様、学校運営協議会委員様、中学校の先生、在校生として参加した4,5年生たちが見守る中、卒業生たちは晴れやかな引きしまった表情で入場してきました。
「卒業証書授与」では、担任の呼称にステージ上で「はい!」と元気よく応え、一人ひとり校長から証書を受け取りました。その表情は誰もが真剣そのもので、決意のようなものを感じました。ステージからおりると、一人ひとり卒業証書を保護者に手渡し、握手やハグで6年間の成長を確かめ合いました。
「門出の言葉」では、卒業生が練習を積み重ねてきた「呼び掛け」と「遥か」の斉唱を心をこめて披露してくれました。その発声の力強さに、これまでの練習量と仲間とのきずなが感じられました。また中ほどで在校生や教職員といっしょに歌った校歌は素晴らしく、学年を越えたつながりを見せてくれました。そして最後に斉唱した「遥か」は卒業生みんなで選曲し、練習も自分たちで教え会いながら行いました。それだけに思い入れも強く、みんなの感情がこもっているまさに熱唱でした。
閉式後、惜しまれながら拍手の中退場する卒業生の背中から、6年間で培った自信と誇りが感じ取られました。送り出す4,5年生たちの態度も素晴らしく、特に5年生が返した「呼び掛け」は卒業生の琴線に触れたようでした。
冬休みが終わり取りかかった卒業プロジェクトは、6年間の最後のピースをうめるべく、卒業生たちがしっかりとまとまり、保護者や地域の方々に温かく見守られながら、幕を閉じました。