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高齢者の気持ちになって(福祉体験学習)

高齢者の気持ちになって(福祉体験学習)

2月7日(金)の3~4時間目に4年生が福祉体験学習(高齢者疑似体験)を行いました。

4年生では総合的な学習の時間において「福祉」をテーマに取り組んできました。津久見市社会福祉協議会のご協力を得て、これまでにも「アイマスク(視覚しょうがい)体験」「命の授業」「アンプティサッカー(パラスポーツ)体験」に取り組みました。

今回は高齢者疑似体験を行い、高齢者の視点に立ってみることで、身近な高齢者の方への接し方や高齢者をとりまく環境にも目を向けてみることをねらいとしています。

視野が狭く小さい文字や色の班別がしにくいゴーグルや大きい音を伝えにくくするイヤーマフ、重り入りのベスト、指先の感覚がわかりにくくなる手ぶくろ、ひじやひざを曲がりにくくするサポーター等を装着し、「封筒を開く」「新聞や本のページをめくる」「紙に書かれた指示を読んで指示されたことを書く」「階段の上り下りをする」の5つのミッションに取り組みました。班に分かれて互いに協力しあって装具を装着したり手を取って介助したりする様子があちこちで見られました。

子どもたちの反応は大きく、「蛍光ペンの字が見えにくい」「紙がめくれない」「足が高く上がらない」等の声が聞こえてきました。思い通りに体が動かせず、お年寄りならではの困りを体験することができたようです。その上で、「おじいちゃんに優しく声をかけたい」「段差があったら教えてあげる」等、これからの生活や行動につなげようとする発言もありました。