ご協力ありがとうございました(引き渡し訓練)
1月16日(木)に地震を想定した避難訓練と、保護者への児童引き渡し訓練を行いました。
千怒小学校では毎年この時期(阪神淡路大震災1.17)に大規模地震を想定した避難訓練を行っております。折しも3日前に日向灘を震源とする地震が起こっており、南海トラフ地震臨時情報(調査)が昨年8月に続き今回も発表されました。また子どもたちも地震の揺れを体験しており(津久見市は震度3)保護者の方々も含めて関心が高まっています。
そこで今回は、大規模地震が発生し津波警報発表、その後解除されるという想定です。流れとしては以下のようになっています。
①地震発生②命を守る行動(机の下へ避難)③一次避難(グラウンド集合)④二次避難(トトロ山へ移動)⑤津波警報が解除され学校に戻る⑥保護者に引き渡し ※6月に2次避難の訓練を実施済みであるため、今回の訓練では省略しました。
11月の避難訓練(不審者侵入を想定)につづき、臼杵津久見署津久見幹部交番日代駐在所の所長に協力依頼をして、訓練を見守っていただきました。まず一次避難では各学年が無言で速やかにグラウンドに集合しました。避難に要した時間(避難指示から点呼終了まで)は1分48秒でした。驚異的な早さです。いつ地震が来てもおかしくない状況を子どもながら理解をしているようです。
続いて体育館に移動し、引き渡し訓練にうつりました。(保護者には一次避難終了後に通信アプリの一斉送信でお知らせ)全職員が受付、児童受けわたし、記録、児童見守り、交通整理等の係分担をして一斉に配置につきました。ここでも体育館に並んだ全校児童は緊張感を保ち、効率よい引き渡しと防災無線受信に備えて静かに待つことができました。迎えにきた保護者や代理の方々も、事前に配布された諸注意をよく守ってくださり、交通上のトラブル等もいっさいありませんでした。
今回の訓練については学級懇談でも話題に挙げるなど、職員のみならず保護者の方や児童のふり返りも参考にしながら、災害に備えて防災計画の改善を図りたいと考えています。