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「千怒っ子ゲーム祭」で全校児童が交流

「千怒っ子ゲーム祭」で全校児童が交流

1月14日(木)の2~4時間目に「千怒っ子ゲーム祭」が行われ、全校児童が交流しました。

ゲーム祭は児童会計画委員会が企画し、ここ数年は12月ごろに実施しておりますが、今年度は12月にインフルエンザが流行したため、延期してこの日に行いました。

 各学年で事前に話し合い、それぞれが工夫を凝らし企画したゲームのお店を開きます。今回は、アスレチックとパットゴルフ(6年)、ボトルフリップとお化け屋敷(5年)、魚つりと輪投げ(4年)、もぐらたたき(3年)、宝探し(2年)、図工作品展示(1年)となっており、盛りだくさんの内容でした。

 子どもたちは各学年で前後半に分かれ、お店担当とお客さんの両方を体験します。感心したのは、各お店で入店前に順番を待つためのイスを準備してくれたことと、座って待っている間にルール説明をしてくれたこと、そして遊んだ後「来てくれてありがとうございました」という感謝の言葉を伝えてくたことでした。お客への感謝の気持ちと、待ち時間を効率よく快適に過ごせるようにきめ細やかな気配りがなされていました。

 自分たちのお店を宣伝するために、お店のボードをもって廊下を歩きながら声かけをしている係やルール説明をする係、お客さんを案内する係、スタンプラリーのビンゴカードにスタンプを押す係など、一人ひとりが役割をもって笑顔で接客する様子はとても頼もしく、ほほえましくも感じられました。またゲーム中に上級生の店員さんが下級生のお客さんにかける「やり方分かりましたか?」「どっちにしますか?」などの臨機応変な言葉かけに学年を越えたつながりとぬくもりが感じられ、とても温かい気持ちになりました。

終わりの会では各学年の代表者が感想を述べていましたが、「お店の中で~が特に楽しかったです。」などの感想が多い中で「企画してくれた計画委員さんにお礼を言いたいです。」という、陰で支えてくれた人たちへの感謝の言葉がありました。

千怒小学校では、後期のキーワードとして「見通し」と「つながり」を大切にしてきました。各学年が見通しをもって計画的、組織的にお店の運営を行うことで、全校児童のつながりが深くなるとともに支え合う風土が醸成されつつあるようです。