あの日を忘れない(3年生保戸島平和学習)
7月3日(水)に3年生が平和学習で保戸島を訪れました。3年生は総合的な学習で「津久見市の平和の歩みを知ろう」をテーマに、保戸島空襲について調べ学習を行っているところであります。この日は現地である保戸島に足を運び、海徳寺のご住職のお話しや保戸島小学校の皆さんとの交流の中で、たくさんのことを学ぶことができました。
海徳寺では、ご住職から1945年7月25日に起こった出来事、保戸島国民学校への爆撃と機銃掃射について、その被害状況や当時の保戸島の人々の思い、骨地蔵を作ることになったいきさつ等子どもたちに訴えかけるように語ってくださいました。ご住職のお話は圧倒的な説得力があり、子どもたちは背筋をのばし、真剣な表情で聞き取っていました。ご住職と約束した「戦争をしません」「命を大切にします」を念じながら骨地手を手を合わせました。
保戸島小学校では、保戸島小児童の方々の案内で、まず空襲で命を落とされた127名の方々の慰霊碑に手を合わせました。そして保戸島小の皆さんが平和への思いをこめて作成したスライドを発表してくださいました。最後に、この悲惨な出来事を語り継いでいくために保護者の方の手によって作られた「あの日を忘れない」をいっしょに歌いました。
3年生は、今回の貴重な体験をまとめて、後日全校集会(平和集会)で発表する予定です。