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中学校区交流会で小中連携

中学校区交流会で小中連携

2月5日(水)の5時間目に6年生の道徳科の授業を公開し、「中学校区交流会」がおこなわれました。

津久見市では、毎年6月に中学校で、2月に小学校で「中学校区交流会」を実施し、小中の連携を行っています。今回は各小学校で公開授業が行われ、千怒小学校には津久見中学校の先生方や他の小学校の先生方が授業参観に訪れました。

6年生教室では、道徳科「大空に飛び立つ鳥」の授業が行われ、「自由な場面の過ごし方について見直そう」をめあてとして、道徳教材から「個人の自由」と「本当の自由」について比較を検討し、中心発問「どうして本当の自由にしたら集団がよくなったのか」についてグループ討議が行われました。子どもたちは意欲的に課題に取り組み、それぞれの考えをもって討議に参加しているようでした。また討議の中で他者の考えに触れることで、新しい考えを受け入れるとともに自身の思考を深めている様子が見受けられました。各班からの発表に対する他の班の受け止め方も前向きで、発表内容を補ったり発展させたりする姿が多く見られました。

授業後の研究協議でも、児童が積極的に対話活動に参加する様子や他者を受け入れる様子を挙げてお褒めの言葉をいただきました。何よりも、同じ中学校区の教員が集まり、児童を見守り支援をつなげる体制が作られたことが大きな成果と言えると思います。