刑事さんに協力していただきました(不審者対応避難訓練)
10月16日(水)の中休みから3時間目にかけて、不審者対応避難訓練が行われました。
臼杵津久見署幹部交番の方々2名にご協力していただき、不審者役や訓練終了後の講話をしてくださいました。
中休みに運動場で子どもたちが遊んでいる中に突然刃物をもった不審者(刑事さん)が現れ、近くにいた職員が子どもたちに避難を促し、距離を取りつつ声をかけて対応するという設定でした。
子どもたちは事前に訓練があることは知らされていたものの、運動場にいた子どもたちは一斉に全速力で校舎にかけこんできました。全校放送で不審者侵入の暗号文が流され、校舎内にいた子どもたちも避難場所に移動しました。職員室から刺股を持った応援がかけつけ、最初に声をかけた職員と2人で不審者と距離を取りながら対じしていましたが、刑事さんは迫真の演技で、簡単に制圧することはできない様子です。110番通報して、児童を避難させ、警察がかけつけるまで、とにかく時間稼ぎをするという想定です。一方子どもたちは、他の職員達の誘導で北校舎の図書室と多目的ルームに分かれて避難し、校舎と避難した教室に施錠をしました。避難開始の放送が流されて1分45秒で全児童の避難が終了しました。
通報によりかけつけた警察官に不審者が逮捕されたことを放送で知らせ、訓練が終了しました。
訓練終了後は体育館に集合し、警察の方々から今回の訓練の講評と講話をしていただきました。講評では、運動場から全速力で走って逃げる様子や、校舎内を迅速かつ静かに移動する様子から、100点満点をいただきました。講話では、不審者役の刑事さんが、数年前県内で起こった子ども園襲撃事件の様子を詳細に語ってくださり、真剣に訓練に取り組むことの大切さや、身近な場所でも起こり得るという危機感を熱意を持って伝えてくださいました。子どもたちは迫力のある真に迫った口調に圧倒されつつも、真剣に受け止めているようでした。
安全が当たり前ではないことを肝に銘じ、くり返し訓練を行っていきたいと感じました。