生活を支える物流を学びました(県トラック協会出前授業)
2月28日(水)の2~4時間目に5年生が県トラック協会による「物流出前講座」の授業に参加しました。
これは大分県トラック協会県南支部が毎年行っている事業で、小学生に様々な種類のトラックの役割や物流の仕組み等について学ぶ場を提供してくださっています。
5年生はこれまでに社会科で、食料や工業製品の生産、水産業、貿易など様々な産業について学んできました。今回は多くの産業を支える「物流」という視点でこれまでの学びをさらに深めることができました。また、11月に行われた「石灰石鉱山見学」に続き、キャリア教育の視点からも、地域の産業とのつながりをより深めることができました。
前半は教室での座学で、トラック協会県南支部長のごあいさつ、同事務局長による説明が行われました。トラックが物流の手段として一番身近で、利用者や社会のニーズに合わせて色々な車種があり、多様な役割を担っているということが分かりました。子どもたちも積極的に参加し、事務局長の問いに次々と手が上がりました。
後半は貸し切りバスで総合運動公園に移動し、実際にたくさんのトラックを前に、トラック協会青年部の方々に解説や実演をしていただき、家畜飼料を投入する車両や、10t以上あるダンプカーをレッカー移動する車両、木材をつかむグラップルの動き等に歓声や拍手が起こりました。最後は自由時間があり、子どもたちは目を輝かせて運転席に乗りハンドルをにぎったり、パワーゲートで冷凍車内に運んでもらったりしました。
終わりの会では、児童代表者が感想と謝辞を述べ、トラック協会の皆さんに全員でお礼のあいさつをしました。最後に記念写真を撮り、終了しました。
2024年問題や少子化等の社会問題についても触れていただき、多面的多角的な学びとして、子どもたちにとって強烈な印象が残る貴重な体験となりました。
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