「ピノキオコンサート」を行いました

10月20日(金）の午後、千怒小学校体育館で、アルゲリッチ芸術振興財団よりピアニストの伊藤京子先生をお迎えして「ピノキオコンサート」が開催されました。

この日の午前中にグランドピアノが体育館に持ちこまれ、業者の方々が6人がかりで組み立て、その後すぐに調律師の先生が午前中いっぱいかけてチューニング(調律）を行っていました。中休みにはその様子を公開していただき、20名くらいの児童が静かに見守っていました。

コンサートは事前に保護者や地域の方に告知していたので、30名程の保護者の方や地域の方が、一緒にご参加してくださいました。

伊藤先生が入場し、開演です。ショパンの「革命」で始まり、あまりの迫力に子どもたちが演奏に引きこまれていくようでした。

伊藤先生はショパンやモーツアルト、ベートーベンなどの作曲者たちのエピソードを交えながら、演奏の合間に子どもたちに平和への願いや多様性の受容、人と人とのつながり等をテーマにお話をしてくれました。

児童の代表者とのかけ合いの中で、「まわりが自分と考え方が違う人ばかりだったらどう思う？」という先生の質問がありました。「みんな違ってみんないい」と答えた代表者に大きな拍手が贈られました。

最後に児童代表の6年生からコンサートの感想とお礼の言葉が贈られました。

1時間ほどのコンサートでしたが、子どもたちにとっては、本物の音楽にふれ合う貴重な体験となりました。