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くらしを支える現場で学びました(4年生社会見学)

くらしを支える現場で学びました(4年生社会見学)

6月27日(火)に4年生が社会見学で大分市の佐野清掃センターと古国府浄水場を見学してきました。

4年生では社会科の「住みよいくらしをつくる」という単元で「ごみのしまつと活用」「命とくらしをささえる水」の学習をこの時期に行っています。先日(6月7日)にも津久見市の環境保全課(ドリームヒューエルセンター)による出前授業が行われ、ごみ中継施設の役割やごみ処理の流れについて学んだところです。

この日は、青江小の4年生と相乗りの貸し切りバスで、まずは佐野清掃センターに向かいました。所長のごあいさつの後、動画視聴と担当職員の方による施設の説明がありました。また事前に集めた子どもたちによる質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださいました。その中でも、1日に搬入されるゴミの量(271トン)や収集車の台数(93台)あり、また津久見市から搬入されるごみも含まれていることを知り、子どもたちは納得した表情でうなずいていました。また高温(1800℃)で溶かした後に出てくるメタルとスラグの実物を手に取り、興味深げに見つめていました。

施設内の見学では、ごみ搬入プラットフォームや投入ゲート、ごみピット内等について見学させていただきましたが、子どもたちの歓声が上がったのがごみピットでクレーンがごみを持ち上げたり、溶融炉に投入したりする様子を間近で見学したときです。クレーンゲームのアームにそっくりですが、比較にならない迫力でした。また各所に設置してある小さな模型が人気のようでした。

昼食は隣接する佐野植物公園でとり、休憩時間には、子どもたちが遊具で元気よく遊ぶ姿や足湯でいやされる様子が見られました。

午後は古国府浄水場に移動し、川から取りこまれた水が飲めるようになるまで浄化される仕組みや設備について学びました。

担当職員の方の説明の後、施設を見て回りました。砂などを沈殿させる水槽から、フラック(ごみ等の不純物)を結晶化させ取り除く水槽や何層もの板で不純物の分離を加速させる水槽等、様々な工夫が施されている興味深い設備がたくさんありました。

この日は午後から急速に高温となり、30℃を越える猛暑の中でしたが、子どもたちは20分ほどの屋外施設の見学で、職員の方の説明を熱心に聞いていました。

最後に、ろ過・調整されたばかりのきれいな水を試飲させていただきました。空っぽになった水筒に補充することもでき、安心しました。何よりも「生きかえった~」という子どもたちの表情が印象的でした。

4年生にとって、授業で学んだことをさらに深める大切な体験となりなりました。

社会見学の様子(画像集)はこちらをご覧ください。→6.27社会見学4年生.pdf

※画像(上段は佐野清掃センターでの見学の様子、下段は古国府浄水場での見学の様子です。上の画像集もご覧ください)