「扇子踊りの継承」が行われました(ふるさと教育)
6月5日(月)6年生の3~4時間目に、扇子踊り保存会の方々をお招きして「扇子踊りの継承」が行われました。
これは津久見市教育委員会が取り組んでいる「ふるさと教育」の一環で、津久見の地に450年前から伝わる郷土芸能(県指定無形民俗文化財)である「扇子踊り」をこれから地域を担っていくであろう小学校の児童たちに継承するという活動であります。
この日は「扇子踊り保存会」から13名の方が来校され、6年生に指導してくださいました。
まず最初に、地方さん(歌や太鼓、三味線、尺八などの演奏を担当する方)の演奏をご披露していただきました。そして次はいよいよ踊りを教えていただきました。中にはこれまで踊ったことがある児童もいれば、今回初めて挑戦する児童もたくさんいて、扇子の開き方閉じ方に始まり、様々な所作を一つ一つ丁寧に教えていただきました。
児童たちからは、最初こそ「むずかしい」ともらす声が聞こえていましたが、だんだん慣れてくると少しこつをつかめたようで「できた!」という声があちこちから聞こえ始めました。
輪になりCDの曲に合わせて練習しはじめると、だんだんさまになってきました。最後は地方さん方の歌や演奏に合わせて本格的に踊りました。
これから夏のお祭りのシーズンになりますが、児童たちには今回の体験を生かして、ふるさとに古くから伝わる大切な文化をしっかりと受けついでいってほしいと思います。