アイマスク体験を行いました(4年生福祉体験学習)
7月5日(金)の3~4時間目に、4年生が福祉体験学習で「アイマスク体験」を行いました。
4年生はこれまで総合的な学習の時間に福祉体験として「車いす体験」「命の授業」「アンプティサッカー体験」を行ってきました。今回は第4弾として、津久見市社会福祉協議会のご協力で、講師に麻生恒雄さんをお迎えして、麻生さんの講演とアイマスク体験を行いました。麻生さんはセーリングでのパラリンピックへの挑戦のお話や身の回りのユニバーサルデザインについて、そして視覚障がいをもった方がどんな困りがあり、何を手伝ってくれたらいいか等、たくさんお話しをしてくださいました。後半は子どもたちがアイマスクをして視覚障がい者の立場を疑似体験し、ペアで介助し合う形で体験活動を行いました。
麻生さんは気さくな方で、とても温かみのある話し方をしてくださったので、子どもたちは麻生さんのお話に真剣に耳をかたむけていました。また生活上の困りなど子どもたちなりの素朴な質問にも、快く答えてくださり、合間の休み時間には麻生さんの周りに子どもたちが集まり、楽しそうに交流していました。
アイマスク体験では、最初はこわごわとしていましたが「介助者はななめ前に立ち、肩またはひじを持たせる」「不安にならないよう段差やいすの位置をしっかり教えてあげる」等のアドバイスを受けて、介助者のスキルが上がり、体験者が安心して歩行しているように見えました。