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命の授業がありました(4年生福祉体験学習)

命の授業がありました(4年生福祉体験学習)

6月21日(金)の3~4時間目に、4年生で福祉体験学習として「命の授業」がありました。これは、津久見市社会福祉協議会にご協力いただいて行っている授業で、毎年4年生で年間4回の福祉体験学習の出前授業をしていただいております。前回の車いす体験学習に続き、今回は津久見市社会福祉協議会の紹介で、県助産士会から2名の助産士さんをお招きして、「命の授業」を行いました。

「命はどこから始まるのか」という問いかけで授業が始まりました。命の始まりが針の穴くらいの大きさと知って、子どもたちはびっくりして折り紙に空けた穴をのぞいていました。生き物によって妊娠期間が違うことや母親の胎内での胎児の様子を画像で見ながら説明を受けて、子どもたちは興味しんしん。食い入るように説明に引きこまれ、感嘆の声がもれていました。

妊婦体験では、体験用のおもりのついたエプロンを装着し、子どもたちはその重さにびっくりすると同時に「お母さんこんなに大変だったんだ」と自分の母親に思いをはせ、「重くてしゃがんだりできない」「くつ下はくの無理!」など、数ヶ月続いたであろう母の苦労を想像していました。

赤ちゃんだっこ体験では、約3㎏の赤ちゃん人形を替わるがわるだっこして、「かわいい!」「意外に重い」「首がぐにゃぐにゃしてだっこしにくい」など、同じグループ内で口々に感想を交換していました。

感想発表では「赤ちゃんは思っていたよりも重くて、特に頭が重かったです。」「毎日重たい赤ちゃんをだっこして、お母さんは大変だったんだなと思いました。」「お母さんに感謝したいです。」「生んでくれてありがとうと言いたいです。」子どもたちはあらためて命の尊さを感じたようでした。また、自分の親が自分の命をいかに大切にしてきてくれたかということに気づき、周りにいる友だちも同じように大切にされてきたんだと言うことに気づいたようでした。あらためて講師のお二方や社会福祉協議会の担当の方に感謝申し上げます。子どもたちに貴重な体験をさせていただきありがとうございました。