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車いすバスケを体験しました(4年生福祉体験)

車いすバスケを体験しました(4年生福祉体験)

12月8日(金)の3,4時間目に、4年生が福祉体験学習の一環で、「車いすバスケットボール」体験を行いました。

総合的な学習の福祉体験の第4弾で、津久見市社会福祉協議会に仲介していただき、大分県車いすバスケットボール連盟の皆様を講師としてお招きしました。

子どもたちは初めて車いすにふれる子も多く、最初はおそるおそる座る様子が見られましたが、走行体験では講師の方々にコツを教えていただきながら、みるみるうちに上達していき、10分ほど練習すると、スピードを出したり、ピタッと止まったり、スムーズに折り返したりができるようになってきました。子どもたちはグループごとに、乗り降りする時に車いすが動かないよう互いに支えたり、安全に走行できるように声かけしたりしながら取り組んでいました。

後半は実際にバスケットゴールに向けてシュート練習や試合を行いました。座面からのバスケットゴールはとても遠く、なかなか入りません。こどもたちはあらためて車いすバスケの難しさを感じたようです。試合でもパスはつながるようになってきましたが、最後のシュートはとても難しく、その分ゴールに入ったときは大喜びでした。

最後に選手3人の方々と代表児童8人の3分間ハンディキャップマッチを行いました。「勝つぞー!」と意気ごんで臨んだ児童チームでしたが、選手の皆さんのかべは厚く結果は0-5でタイムアップとなりました。児童チームのパスがつながる場面もあり、盛り上がりました。

まとめの会では、児童代表者から「車いすバスケは難しく、車いす(にのること)の大変さがわかりました」という感想が述べられました。また選手の方々ヘの質問や意見交換の中で、普段の困りや街の中での不自由さについてのお話を聞いて、子どもたちにとってもあらたに気づかされることがたくさんあったようです。

今回の体験学習がバリアフリーやユニバーサルデザインの考え方について学ぶ絶好の機会となりました。子どもたちには、学んだことを生活の中で実践したり、友だちや家族に伝えたりしてほしいと思います。

たくさんの学びを提供していただいた大分県車いすバスケットボール協会の皆様と津久見市社会福祉協議会の皆様に心より感謝申し上げます。