閲覧補助
文字サイズ
文字サイズ
アクセス

命の授業を行いました(4年生福祉体験)

命の授業を行いました(4年生福祉体験)

10月27日(金)の3,4時間目に、4年生で「命の授業」(福祉体験学習)が行われました。

津久見市社会福祉協議会のご協力により、大分県助産師会から講師の方2名をお招きして「かけがえのない命」と題した体験型の授業をしていただきました。

子宮の中に命が生まれ、40週かけて胎児が育つと言う説明から授業が始まりました。子どもたちが手わたされた折り紙には、針であけたような小さな穴があり、なんとこの穴が受精卵の大きさであるということが分かりました。また小さく三つ折りにした折り紙の幅の長さが胎児の大きさであることを知り、子どもたちは驚きの連続でした。

小さな命が育つ子宮を、ふくらませる前のゴム風船で表現し、時間をかけて子宮が大きくなっていく様子を子どもたちにイメージさせていました。

妊婦さん体験では、子どもたちに順番に着脱式の妊婦体験用教材(エプロンのように装着)を着けさせてもらいました。子どもたちは口々に「重かった」「下が見えない」等の感想を伝え合っていました。特に下にあるものを持ち上げたり、横になってから起き上がったりするときのしんどさやむずかしさを訴える子もいました。身をもって妊婦さんの大変さやご苦労を感じたようです。

後半は、実際の赤ちゃんと同じ重さのお人形(教材)をだっこしてみて、感想を伝え合っていました。また本物の産声を聞いたり、出産に臨むご夫婦のスライドを視聴したりすることで、待ち望んだ新しい命と対面する瞬間を五感で感じることができました。笑顔で、そして泣き顔で「生まれてきてくれてありがとう。」と言うご夫婦のセリフが印象的でした。

4年生のみんなにとって、かけがえのない命の大切さを実感できた貴重な体験となりました。