動物とのふれあいで学んできました
10月23日(月)に1,2年生が、宇佐市のアフリカンサファリに社会見学に行きました。
生活科の授業の一環で、動物とのふれあいを通して、いろいろな動物の特徴や習性を学んだり、えさやり体験やミニチュアホースのお世話を体験したりすることによって、生物に関する知識を深め、生物愛護の態度を学ぶことを目的としています。
現地に到着すると、アフリカンサファリ職員の方の案内で、まずは動物とのふれあいゾーンへ。2グループに分かれ、えさやりやふれあいで動物の習性や特徴を学びました。
一人ずつモルモットをひざに乗せてもらい、指の数やしっぽの有無を観察しました。進化の過程でしっぽがなくなったことや、肉食獣から走って逃げるためには指の数が少ない方が早く走れる等、たくさんのことを学びました。子どもたちはおそるおそるなでたり、指やおしりを触って確認していました。
リスザルの森では、えさ(ひまわりの種)やりをしながら指や爪の形やしっぽの長さを確認しました。樹上でバランスをとれるように長いしっぽになったことや、指や爪は器用にものをつかむために人間と同じような形をしている等、所員の方の解説にうなずきながら、子どもたちは学びを深めていました。
カンガルーふれあいの森では、所員の方からカンガルーの雄雌のちがいや体の特徴などについて解説していただき、実際に背中やしっぽをさわって観察しました。子どもたちより大きなカンガルーでしたが、子どもたちは注意事項を守って、静かにやさしくさわっていました。みんな硬いしっぽにおどろいていました。
おまちかねのジャングルバスでは、1,2年生が分かれて別のバスに乗車し、それぞれ約1時間のジャングルバスによるドライブで動物たちの観察やえさやり体験を行いました。間近で見るクマやライオンにしりごみしながらも、長いえさ用はさみでえさやりをしながら、ライオンのきばの大きさや象の皮ふのしわ、キリンのまつげの長さ等、近くで観察しなければ気づかないようなことに気づいたようでした。
午後はミニチュアホースのきゅう舎の掃除体験を行いました。汚れたしきわらやフンがたくさんありましたが、子どもたちは班ごとに割りふられた場所を班のメンバーと協力しながら、てきぱきと作業していました。10~15分ほどですべてきれいになり、どの班も合格をもらっていました。聴診器で、おとなしいミニチュアホースの体内の音を聞かせていただきました。子どもたちは代わる代わる聴診器を耳に当て、真剣な表情で心音や胃が動く音などを聞き取っていました。帰る前に、ある児童が「おそうじ体験が一番楽しかった」と話してくれ、感心しました。
本来の学習の目的以外にも、だれかのために働くことの尊さや他者への思いやり、集団行動の大切さ等、たくさんのことを学んだ1日となりました。
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