5・23 交通安全教室(PTA生活指導部)
交通安全課の方、竹田市交通安全協会交通指導員の方をお招きして、交通ルールや自転車の安全な乗り方を中心に指導していただきました。実際の横断歩道での指導や体育館での自転車の実技指導もあり、有意義な時間でした。
PTA生活指導部の方々の進行により、充実した時間となりました。ありがとうございました。
ちなみに、警察庁が平成30年(2018年)から令和4年(2022年)に起きた交通事故を分析したところ、歩行中の小学生の死者・重傷者はこの5年間で2,185人に上ります。そのうち、小学校1年生の死者・重傷者数は6年生の約3.2倍、死者に絞ると10倍に上ります。小学1・2年生は、歩行中事故が多く(死傷者数では7歳がピーク)。特に男児は女児の2.5倍とよく気をつける必要があります。事故の時期や時間帯としては、
・新学期開始から夏休みまで(4月~7月)と秋(10月~11月)
・登校及び下校後の時間帯(7時台、15時~17時台)
が多く、原因は横断中事故と飛出しが多いそうです。
しかし、小学3年生以降、自転車事故が多くなり、中学1年生、高校1年生で更に増加します。(死傷者数では16歳がピーク)。男子が女子の3倍以上多いそうです。
今は、自転車を乗っていないかもしれませんが、中高生で、通学や部活動で自転車を乗る機会は増えてきます。今回の学習が生きるといいですね。ヘルメット着用の努力義務化も、キックボードの使用についても、子どもの命を守る点から考えれば、積極的に指導したいものです。