地震避難訓練
11月18日(金)、竹田消防署より2名の消防士さん(前田さん・吉野さん)をお迎えして、地震避難訓練と地震体験車「ユレルンダー」での体験学習を行いました。掃除時間に地震が起きたという想定で放送が入ると、子どもたちはすぐに机の下にもぐって自分の体を守る行動をとっていました。その後「地震によって火災が発生したので運動場へ避難しましょう。」の放送を聞いて、「お・は・し・も」を守って素早く避難することができました。運動場では安全集会を行い、「理科室や図書室・体育館で地震が起きたら、どうやって身を守ればよいか」等について考え、「自分の命は自分で守る」ことを確認しました。続いて、地震体験車「ユレルンダー」で、低学年は震度4~5、高学年は震度6~7の地震を体験しました。消防士さんが熊本地震の被災地へ救助支援に行った時の経験から、「実際に震度7の地震が来た時、何もできずに隣にいた隊員と抱き合うことしかできなかった。本当に死んでしまうと思った。」「震度7の地震が来たら、おうちの人もみんなを守ることは難しいと思う。だから自分の命は自分で守れるようになってほしい。」とお話してくださいました。40年以内に南海トラフ地震が90パーセント以上の確率で起こると言われています。いつ、どこで地震災害に見舞われるか分からないのです。今日学習したことを忘れずに、「自分の命を守る」行動ができる人になってください。