未来へむかって　力強く

令和7年　竹田市　二十歳の集い

１月12日（日）竹田市二十歳の集いに出席しました。あでやかな着物やパリッとしたスーツに身を包んだ若者がグランツたけたに集まっていました。式典で土居市長がおっしゃった、「今ここにあることに全力を尽くそう。未来へのつぼみで一杯の今こそ丁寧に生きていこう。

置かれた環境で自分の花を開かせよう。」という言葉が心に残りました。置かれた場所で花を咲かせようというのは二十歳のみなさんだけではなく私たちにもあてはまる言葉であると思いました。全員を代表して記念品を受け取った青年は白丹小学校の卒業生でした。あどけない顔の男の子が立派な男性になっていたことに驚きました。私も年齢をとるはずです。

　わたしが二十歳だった40年前、私の出身の町では8月（お盆）に成人式をしていました。あまり華美になって保護者に負担をかけないようにという配慮があったのかもしれません。当時貧乏大学生だった私はポロシャツに綿パン、スニーカーという軽装で出席したことを覚えています。バイクなども持っていなかったので会場までは歩いていったような記憶があります。

　「失われた30年」という言葉があります。二十歳を迎えたみなさんはちょうどその中で成長してきた人たちです。若い力でこの重苦しい世の中の流れをいい流れに変えてもらいたいと思います。二十歳を迎えたみなさん、自分の選んだ道を愚直に粘り強く歩いていってください。応援しています。