成長した姿に 感動
今年は気温が例年より高く、学校から見える久住山の紅葉もゆっくり進んでいるようです。
今日は竹田市日本語弁論大会を参観しました。10名の中学生が自分が考えたことや体験したこと、学んだことを竹田中学校で発表しました。竹田中学校の中学2年生は白丹小学校の卒業生でした。飲食店を営む父の仕事と自身が学んだ人権・部落差別解消教育の内容をつなげながら食材に敬意を払いながらお客様のため、家族のために仕事をする父の姿から学んだことを発表していました。「自分の家の仕事、働く父の姿を誇りに思います。」という最後の言葉にグッときました。
もう一人は、自分が目指している薬剤師という仕事への思いやこれまでの自分の考え方から一歩が踏み出せないもどかしさを伝えていました。しかし、薬局での職場体験で学んだこと、新しい考え方や出会いによって今までの自分とはちがう自分を見つけることができた様子を話していました。「失敗することで得られるものがある。」「やらずに悩むよりはとりあえずやってみる。」前向きな考えでたくましくなった姿にじんとくるものがありました。
2名の卒業生は私が教頭で赴任した2016年はまだ保育所の園児でした。2022年に私が校長で赴任したときは最上級生の6年生でした。あの子たちがこんなに立派に成長しているのを見て感動しました。今日発表した10名の生徒のみなさん、ご指導いただいた先生方、お疲れさまでした。ありがとうございました。