より効果的な教科担任制を目指して
5月31日(木)
本校では県教育委員会の指定を受け教科担任制を推進しています。先日、より効果的な教科担任制を考えるために第1回検討会議を開きました。
その中で、専科の先生方から「利点」「課題」「改善点」について話をしてもらいました。次に学級担任の先生方からも同じように検証していただきました。
専科の先生方からの主な利点は
①専門性を活かした指導ができる
②3~6年生を系統的な指導ができる
③複数の先生で子どもたちを指導できる
④授業準備や教材研究に集中できる
⑤出張の先生や休みの先生がいた時に自習にせず授業に入ることができる(荻小規模だと日課表の組み換えが容易である。自習時間が減る)
⑥中学校にもつながるので「中一ギャップ」解消に役立つ
などがある
学級担任の先生方からは
①時間にゆとりができる。心にゆとりができる と一番うれしい言葉
②ノートや連絡帳がゆっくり見れる
③子どもと向き合う時間が増えた
④若い先生からは専科の先生の授業を見れるのでOJTにもなり、理科、算数、書写などの授業力向上にもつながる などです。
先生方からの反省は概ね利点ばかりで欠点や課題は少なかったです。
課題としては
①全教科を教えないので子どもたちの見えない部分がある
②宿題の出し方 などがあげられた。
課題を全教職員で共通理解し、改善に向けての話し合いを持ち共通理解しました。
今後も定期的に「教科担任制検討会議」を持って荻小の学力向上に向けて全員が同じベクトルで頑張っていきたいです。応援をよろしくお願いします。