小中合同授業研究会 ~小中の先生方が合同で授業改善~
11月22日(水)
本日、緑ヶ丘中学校の先生を荻小学校にお招きして、小中合同授業研究会を開催しました。
学力向上の取組の一つで、小学校の授業の様子や教え方を見ていただいて、中学校の指導にも活かしてもらうのがねらいです。
10月にはそれぞれ、一週間ごと小学校が中学校に、中学校が小学校にで出向いて授業の様子を観察する小中互見授業も実施しました。
本日の提案授業は5年生の算数で、本校算数専科の釘宮教諭が単元名「一単位当たりの大きさ」、めあて「計算によって人のこみ具合を比べることができるようになろう」の授業を行いました。
人の混み具合はどのように比べればよいかを「1㎢と1人のどちらの単位量当たりの大きさで比べると分かりやすいか」の視点を与え、図を使ってそれぞれの考えを話し合わせました。
5年生の児童は、課題をとらえ、グループで話し合いながら、北海道や東京の人口密度を求めていました。
東京が北海道の人口密度のおよそ100倍ということに子どもたちは「さすが東京」と驚いていました。
中学校の先生から「授業に集中している」「計算力がすごい」「発表している人の方を向いてうなずきながら聴いている」等お褒めの言葉をいただきました。
授業後、4グループに分かれて、小中連携の共通テーマ「発言者の話を聴くことの徹底・表現力の向上」に沿って、
①「発言者(教師)の話を聴くこと」ができていたか。②「発言者(子どもどうし)の話を聴くこと」ができていたか。
③「表現力」はどうであったか。 ④今後小中連携で取り組んでいきたいことは何か? 4つの視点で話し合いを持ちました。
今後、小中合同で取り組んでいける内容を精査して、荻っ子の成長のために小中で取り組んでいきたいです。