荻柏原土地改良区第100回水恩祭5年生参加
4月10日(月)
4年ぶりに多くの来賓の方々をお招きして第100回水恩祭が開催されました。
荻町と言えば、今や「西日本一位のトマトの生産地であり、大分県トップの生産量を誇る農業地域」です。
しかし、そこにたどりつくために先人たちの想像を絶する苦労を私たちは忘れてはいけません。荻町といえば忘れてはいけない過去があります。それはやはり農業用水の確保です。標高500mの高台にある荻町は農業用水の確保が難しく江戸時代は低い土地の一部川沿いで稲作がほぞぼそと行われていたそうです。土地も痩せ農業も厳しい状況だったそうです。
当時、荻の偉人と言われた垣田幾馬さんが荻の台地に水を引くために自費を投じて尽力したそうです。
式の中で、5年生全員が献花を行い、代表して金丸楓來さんが記念品を受け取りました。
さて、祝辞の中で述べられていた水恩祭には3つの意義があるそうです。
①先人への感謝 ②五穀豊穣を願う ③ダムや水路を守り、後の世代へつなげていく
我々教師は、学校教育目標「故郷荻を愛する児童の育成」を掲げています。
これからも学校教育全体を通じて、荻町の歴史や先人たちの苦労を子どもたちにしっかりと伝えていきます。