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12.04 第2回人権集会

12.04 第2回人権集会

12月4日、今年度2回目となる「人権集会」を行いました。今回は、全校児童が「ことば」と「相手の気持ち」をキーワードに、人権について改めて考える時間となりました。

はじめに、縦割り班で円になり、班のメンバー全員に共通することを5つ見つけるアイスブレイク(共通点探しゲーム)を行いました。「同じものが好き」「同じ経験をしている」など、話し合いを通してお互いのことを知り、心がほぐれていきました。

続いて、毎月行っている生活アンケートの結果をもとに、学校の様子を振り返りました。4~6月には、悪口や嫌な態度、乱暴な行為などの記述が見られましたが、10月のアンケートでは「悪口を言われた」「嫌な態度をとられた」と答えた児童が大きく減っていることが分かりました。1学期の人権集会で話し合ったことを、みんなが意識して過ごしてきた成果だと考えられます。一方で、「ことば」に関する課題はまだ残っていることから、みやこの人権宣言にもある「ふわふわ言葉」に改めて注目しました。

集会の中心では、「みんなで考えよう。こんな時どうする?」をテーマに、ドッジボール中に仲間を強くせかしてしまう場面を先生が実演し、言われた側の気持ちをみんなで考えました。「悲しい」「やめてほしい」「嫌だ」などの声が出たあと、班ごとに「どんな声かけならうれしいか」を話し合いました。「今がチャンスや」「頑張れ」「落ち着いて」「ゆっくりでいいよ」「大丈夫だよ」など、前向きでやさしい言葉がたくさん出され、その言葉を実際に使って、けん玉リレーに挑戦しました。失敗しても嫌な気持ちにならなかった児童が多く、「みんなの声かけが上手だったね」と確かめ合うことができました。

最後に、「みやこの人権宣言」の4つの項目(ふわふわ言葉を使います/困っている人を助けます/みんなを尊重します/話し合いで解決します)を全員で再確認し、「ふわふわ言葉」だけでなく、「みんなを尊重する」こと(チーム分けや遊びの誘い方など)にも今まで以上に意識して取り組んでいこうと誓い合いました。今回の人権集会で学んだことを、これからの学校生活の中で一つ一つ実践していきたいと思います。