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10.27 第2回あそびの森

10.27 第2回あそびの森

10月27日(月)、大学教授、臨床心理士、作業療法士、理学療法士など7名の専門家が来校し、第2回「あそびの森」をが行いました。高学年・低学年がそれぞれの発達段階に応じた運動あそびに挑戦し、子どもたちの成長と課題が浮き彫りになりました。

〇高学年の活動 ― 悔しさを力に

高学年の時間では「リズムジャンプ」「足指の運動」「風船を使った対抗活動」に取り組みました。「複数の動きを同時にこなすのはむずかしい」と感じた子もいましたが、最後までやり抜く姿が印象的でした。競争でうまくいかず悔しさを味わった児童も、途中で投げ出さずに続けたことが「大きな成功体験」となりました。

〇低学年の活動 ― 協力し合う姿が自然に

低学年は「バランス運動」や「色を見て素早く移動するゲーム」「鬼ごっこ」を楽しみました。数回の練習でルールを覚え、迷っている友達に「こっちだよ」と声をかける姿が見られました。学習能力と協調性が育っていることが感じられました。鬼ごっこではぶつかることなく走り回り、空間認識や身体イメージがしっかり身についていることが確認されました。

〇子どもたちへの評価と今後の予定

今回の活動を通して、子どもたちは「安心して楽しめる環境の中で力を発揮できる」ことが改めて分かりました。できるようになる(正確性)に加え、なめらかにできる(流暢性)を目指すことの大切さも見えてきました。今後は、アンガーマネジメント教室やWAVES検査の実施を予定しています。