稲刈り体験
6月に植えてから4か月。無事、収穫の時を迎えました。大部分は、コンバインで刈り取りましたが、倒れていたところを中心に、鎌で手刈りをしました。






続いて、刈り取った稲をコンバインまで運搬し、籾だけ取り出しです。器械から出てくる籾に目を奪われます。



その後、学校に戻り、バケツ稲も始末しました。大分、雀においしく召し上がっていただいたようで(?)、稲穂は、ほんのわずかばかりでした。でも、それをとる手作業でも、随分と大変に感じました。



今回は、トラクターで田を耕し、ほとんどを田植え機で植え、コンバインで多くを刈り取るなど、手作業はほほ、ありませんでした。稲作体験の本題は、米が成長するまでの過程を実体験で勉強することにほかなりません。しかし、古くは野山を開墾して田畑にし、苗を育てて植え、水を調整し、害虫を駆除し、稲穂を刈り取り、脱穀し、玄米を白米に精米する。そのすべてが、人力による手作業で、人々の労苦が如何ばかりだったか容易に想像できます。それに思いを馳せ、モノづくりをする人々に敬意を表すこと、案外そちらの方が、今回の学習の本題ではなかったか?と感じます。 ご加勢、ご協力をいただいた柚長地区の皆さんに感謝いたします。お米は、1月16日の学習発表会で来場された方への手土産にする予定です。