避難訓練
2011年、3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震が発生しました。モーメントマグニチュード9.0は日本周辺での観測史上最大の地震でした。この地震で波高10m以上、最大遡上高40.1mの津波が発生し、死者・行方不明者2万人以上の被害がありました。
この震災の教訓としてよく聞く言葉に、「釜石の奇跡」があります。岩手県釜石市では、2005年より学校での津波防災教育に真剣に取り組んできました。避難の3原則という教え(想定にとらわれるな・その状況下で最善を尽くせ・率先避難者たれ)をしっかり守り、多くの人が無事に非難することができました。
今日はそのような教訓を意識し、地震発生→一次避難→津波の恐れ→2次避難という流れで避難訓練を行いました。子どもたちは先生の指示に従い、無言で素早く行動することができました。まとめの会では、「釜石の奇跡」の具体例を紹介し、訓練の大切さと想定外の事案への対応について考えました。