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教育・校内研究

市人権・同和教育研究大野大会終わる
2018年11月08日

 部落差別の解消をめざして

 10月30日(火)、第37回豊後大野市人権・同和教育研究大野大会が、おおのさくら幼稚園、大野小・中学校を会場

に開催されました。午前中は、幼稚園で公開保育が、午後は小学校部会、中学校部会、社会教育・啓発部会が、それぞ

れ公開授業や研究発表を行い、全体会では基調提案の後、地区出身の元教師をお招きしての講演会が行われました。

 小学校部会では、2年生と6年生が提案授業を行いました。子どもたちは、真剣に課題と向き合い、緊張しながらも自

分の考えを堂々と発表できていました。6年生では思考ツールを活用しながら、グループで考えを深めていきました。

学年   題  目    主  眼
2年 ぼくのだけ どうしてけるの

自分のたいこをけとばされ、黙って取りに行くポンタの様子について、相手によって態度を変えるというポン吉の行為のおかしさや、言いたいことを言えないポンタの気持ち考える学習活動を通して、だれに対しても公平に接していこうとする心情を育てる

6年

嘆願書に込められた被差別部落の人々の思いを探ろう(渋染一揆)

被差別部落の人々は、どんな思いがあってお触書を受け入れることができなかったのかを、嘆願書に込めた人々の思いをもとに考え、百姓と同等の扱いを求めていたことがわかる。

 授業後の研究協議は、1週間後の11月7日に、来年度の発表校となる千歳小教職員と合同で行いました。本時の課題

や考えを深めるための発問はどうだったか、考えを深めるための手立てはどうだったか、を中心に授業を振り返りなが

ら、人権学習の授業をどのようにつくっていけばよいかについて研究を深めました。

 指導・講評では、県教育委員会の指導主事より、道徳科と人権学習のとらえ方やカリキュラム編成等について指導

いただきました。部落差別をはじめとする全ての差別の解消に向けた教育研究の一層の充実・深化が望まれます。

          授業 2年生
   授業  6年生
      講演会
     合同研究協議(低学年)      (高学年)