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ほめほめ職員会議(資質・能力)+研修(生成AI)

ほめほめ職員会議(資質・能力)+研修(生成AI)

比較的年齢層が高い?職員集団ですが、子どもたちに負けないよう、笑いの絶えない元気な職場を目指します。

〇自分が言われてうれしい言葉(自己開示)
 前回は、褒め言葉トランプを使って、他者からどのようにみられているかを知りましたが、今回は、自分の思いを伝える場としました。お互い相手のことを知ることで、相手軸に立った支え合いができますよね。


〇生成AIの活用
 生成AIの活用事例について紹介しました。積極的に使用することで、生成AIに頼ってもいい点や、職員間で議論すべき点が整理されると思います。同時に、使用上の留意点についても考えました。

〇本校の子どもたちに必要な資質・能力について
 職員の皆さんから出された考えを、生成AIの意見も参考にして以下のように考えました。

 本校は、児童数2名という非常に小さな規模の学校であるからこそ、一人ひとりの存在が大きく、学びや成長のチャンスも密度の高いものになります。その特性を生かしながら、以下のような力を育てていくことが必要だと職員間で共有しました。

1 自分の考えを持ち、伝える力
・自分の考えを、自分の言葉で、根拠をもって相手に伝える力。
・単なる意見ではなく、なぜそう思うのかを言える論理性や主体性を育てる。

2. 未来を見据えて行動する力
・SDGsの視点を通し、5年後、10年後の自分を思い描きながら、今何をすべきかを考えて行動する力。
・持続可能な社会の一員としての自覚を持ち、自分の人生をデザインする力を養う。

3. 人の幸せを願う力
・ 自分だけでなく、家族や友達、地域の人々の幸せも考え、行動できる力。
・小さな学校だからこそ、地域と深くつながり、人との関わりの中で優しさや思いやりを学ぶ。

4. 命を大切にし、困難に向き合う力
・自他の命を大切にし、トラブルが起きても、それに向き合い、耐え、乗り越える力。
・精神的な強さと、感情のコントロール力を育む。

5. 判断力と主体性
・ 今、何をすべきかを自ら考え、行動に移す判断力。
・流されず、周囲の目にとらわれず、自分で選び取る力を重視する。

6. 思いやりと場に応じた行動
・その場の空気を読み、相手の気持ちを考えて行動する力。
・特に少人数の中でこそ、相手を思うふるまいが日々の関係性に直結する。

7. 他者と折り合いをつける力
・様々な考えに耳を傾け、意見の違いを受け止めながら、合意形成(折り合い)できる力。
・社会性や対話力を小さな集団の中で丁寧に育てる。

8. 「聴く力」の育成
・本校の子どもたちは自分の意見を発言する力は育ってきているが、「聴く力」が課題。
・相手の話に耳を傾け、理解しようとする姿勢を育てることが今後の重点課題である。