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学校からのお知らせ

『タデ原湿原観察』~自然体験活動第8弾~
2021年09月16日

 大分県教育委員会社会教育課の事業に「豊かな体験活動」推進事業というのがあり、小田小学校はこの事業に参加しています。『九重青少年の家』で2泊3日の宿泊体験活動をするものです。経費は、活動費と食事代、シーツ代のみで、バス代や宿泊費用などはすべて県の社会教育課が負担するので、ほとんどかかりませんでした。その宿泊体験活動に、7月31日(土)から8月2日(月)にかけて、全校児童で取り組みましたこの取組の中に、本校が昨年度から進めている「自然体験活動」を多く取り入れました。

            

              出発式のようす

 1日目のはじめに、九重町の飯田高原にある「長者原ビジターセンター」を訪ね、『九重の自然』を描いたビデオを18分間視聴しました。子どもたちは、画像で見る自然の雄大さに圧倒されていたようです。視聴後、低学年と高学年にわかれて「タデ原湿原」の自然観察をしました。ガイドさんは、地元で活躍するボランティアのお二人で、一つひとつていねいに説明をしていただきました。馬酔木の説明で馬が酔うほどの毒性があることや和紙の原料になる木の葉などに、子どもたちは強く惹かれていました。約90分間の観察会でしたが、この日は飯田高原でも蒸し暑く、なかには水筒のお茶が早々となくなった子どももいました。

   

 昼食後、「九重夢大吊橋」へ向かいました。大分大学名誉教授の前田明先生が途中から同行してくださり、子どもの様子を見ていただきました。先生は、子どもたちの礼儀正しさや目の輝きに深く感動されていました。