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学校からのお知らせ

森林学習「森林組合へ行こう」~自然体験活動第6弾②~
2021年07月26日

 7月6日(火)に5・6年生6名で『森林組合』へ行きました。前回の小田の森林へ行ったときの次の課題として“伐った木はどうなったのか?”ということを学習するための訪問でもあります。今回も大分県「森づくり人材育成協議会」事務局長で、森林インストラクター・樹木医である三ヶ田雅敏先生、大分県農林水産部森との共生推進室の松原恵子主幹と玉田縁(ゆかり)主幹が同行しました。

 現地では、玖珠郡森林組合事業課統括兼木材共販所長の小野芳孝さんが、子どもたちに話をしてくれました。森林組合の仕事は、山を持っている人が木を売りたいときに、伐採や丸太にする作業、運搬などの世話をし、それを製材所や個人の買い手に販売したりします。その説明をわかりやすくしてくれました。また、木が安い値段で取引される年は、山の持ち主の利益はほとんどなく、今年のように木が高い値段で取引される年はもうかるという話もしてくれました。

 話がひと通り終わって、共販所に積んである木材を見学しました。大型機械で木材をつり上げて仕分けをしている様子に子どもたちは興味を持っていました。また、年輪をみて木の種類や性質がわかることなどを学びました。さらに、太い木材は値段が高いこと、曲がった木材はまっすぐな木材よりも値段が安いことなどの説明を聞きました。